GUPPYの日々徒然

読めば何かの役に立つ、そんなblogを目指してみたり。

おめでとう稲葉さん

Dear,日本ハムファイターズ 稲葉選手

日本一、そしてシリーズMVP獲得おめでとうございます。
北海道の地で掴んだ頂点は、神宮でのそれとはまた違う味わいでしょうか?
いちスワローズファンとして、心よりの祝福をお送りします。

去年は休みが合わず無理だったのですが、今年は交流戦のファイターズ戦(6/14)を観に行くことができました。
この日ばかりはスワローズのどんな選手よりも、あなたを見たいがための観戦でした。
守備を終え、走ってベンチに戻るあなた。変わらぬその姿が嬉しくもあり、しかし三塁側ベンチへと向かっていくのが切なくもあり。
スワローズのものでないユニフォームに身を包んだあなたの姿を目にして、喉まで出かかっていたあなたへの声が消えてしまったのが、今でも心残りです。
その試合、死球による負傷のためにあなたがベンチに下がり、森本選手がライトへとやってきました。
期せずして起こったライトスタンドからの「ひちょり」コール。あなたの状態が気にかかっていた僕には、鬱陶しい雑音以外の何ものでもありませんでした。
その試合については、スワローズが勝ったということとあなたの姿以外、何も思い出すことができません。

翌日の試合が中止になり、次の広島戦。初戦のスタメンにあなたの名前がないことを知ったときのショックは計り知れません。
スワローズにとっての功労者であるあなたがスワローズ戦で故障してしまったかもしれないということに青ざめました。
幸いにも大事なく、その翌日にはスタメン出場。スワローズ戦の結果すらも見ず、あなたの状態ばかりを心配していた数日間でしたが、そのときにやっと気持ちが晴れました。

今、僕はひとつ心配しています。
あなたがファイターズに移籍した当初、将来には選手としてか指導者としてかはともかく、間違いなくふたたびスワローズのユニフォームに身を包んだあなたを見られるものだと思っていました。
しかし今年、レギュラーシーズンから日本シリーズまでを見て、世間に「ファイターズの稲葉」が強く印象づけられてしまいました。
今、将来のあなたを思い浮かべるとき、あなたはスワローズのユニフォームを着ていません。
これが果たして僕のマイナス思考が生んだだけのものなのか、それとも現実のものとなるのかはわかりません。しかし、「きっとまた戻ってくるよ」とは軽々しく言えないようになってしまったことだけは確かなようです。

とはいえ、まだ先が短くはないであろう現役生活。未来を語るのは野暮というものでしょうか。とにかく今は優勝を喜んでください。
最後になりますがもう一度。稲葉選手、日本一&シリーズMVPおめでとうございます。今年のあなたは、確かに光り輝いていました。

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

貝もカエルも虫である

タイトルの通り、前回のネタから展開してみました。

前回の記事を書いた後、ひょんなことから思ったのが、「虫」を含む漢字って、昆虫を表すものばかりじゃないんだなということ。

ずらっと思い浮かぶままに並べてみますが、まずは昆虫を表すもの。
虻(アブ)、蟻(アリ)、蝗(イナゴ)、蛆(ウジ)、蚊(カ)、蛾(ガ)、蚕(カイコ)
虱(シラミ)、蝉(セミ)蝶(チョウ)蚤(ノミ)、蝿(ハエ)、蜂(ハチ)、蛍(ホタル)
2文字のものまで挙げると、蜻蛉(トンボ)、蜉蝣(カゲロウ)、螻蛄(オケラ)、蟋蟀(コオロギ)なんかもありますね。

また、昆虫ではないものの、一般に「ムシ」扱いされている生き物。
蚯蚓(ミミズ)、蜘蛛(クモ)、蛭(ヒル)、蠍(サソリ)、蝸牛(カタツムリ)、蛞蝓(ナメクジ)など。
ここまではまあ、虫が入っていてもおかしくない生き物たちと分類しても良いでしょう。

さて、ここからが本題。続いては陸上生物の仲間たち。
蛇(ヘビ)、蜥蜴(トカゲ)、蛙(カエル)、ヘビの一種ですが蝮(マムシ)、蝙蝠(コウモリ)など。

更に、水辺の仲間たち。
蜆(シジミ)、蛤(ハマグリ)、浅蜊(アサリ。浅利とも書きますが)、牡蠣(カキ)
蛸(タコ)、蟹(カニ)、蝦(エビ。一般には海老ですが)

ま、こんなところでしょう。並べて書くとなんだか気持ち悪くなります(笑)

さて、前回の記事を見なおしてください。「虫」の意味の部分です。「人,獣,鳥,魚以外の生物を指すこともあるようです」とあるのですが、上に挙げられた生き物たちは、揃いも揃って人でも獣でも鳥でも魚でもありません。(実際、コウモリは哺乳類なのですが、昔は鳥でも獣でもないモノとして扱われていたのでしょうね。タコなども英語でdevilfishとか言いますが、あれはタコを食べない世界での話ってことで良いでしょう)

それにしても、カニとヒルとトカゲとチョウが同じ分類って、どういう世界なんだろう?なんて思ったりもしたのですが、これも上の「虫」の意味に当てはめると、多少納得できるような説明ができます。

つまり、人は省略するにしても、獣も鳥も魚も、それぞれの部首を持っているわけです。
獣=猫、猪、狸、狐などの「犭(けものへん)」
鳥=鷹、鷲、鳩、鶴などの「鳥(とり)」、雀、隼などの「隹(ふるとり)」
魚=鮪、鮫、鯵、鯖などの「魚(さかなへん)」
そして、その他もろもろ分類不可とされたのが、従来生物全般との意味を持っていた「虫」をあてられたのではなかろうか、と。
こんな考察、いかがでしょうか?

テーマ:漢字 - ジャンル:学問・文化・芸術

蛇もトカゲも虫である

ふと、思ったこと。
「哺乳類」はわかる。子供を母乳で育てるから「哺乳」。
「両生類」もわかる。水中にも陸上にも対応できるから「両生」。
「鳥類」「魚類」もいいだろう。言葉のまま「鳥」「魚」だ。
さて、「爬虫類」って何だろう?
そもそも「爬」って漢字がわからない。なんで「虫」なのかも今ひとつ……
……ということで、調べてみました。

漢和辞典で「爬」「虫」を調べてみたところ……
「爬」は、爪を立てるとか、這い回るという意味がある模様。この文字を使ったことばとしては、泥をひっかいて貝をかき出す漁具の「爬具」や、沖縄の伝統的な手漕ぎ船レースの「爬竜(ハーリー)」などがあるみたいです。
また、「虫(蟲)」には昆虫という意味のほかにも生物全般を指す場合(獣は「毛虫」、人間は「裸虫」らしいです)や、人,獣,鳥,魚以外の生物を指すこともあるようです。なるほど、蠱毒に蛇や蛙が入ったりするのは3番目の意味なのですね。(蠱毒がわからない人は調べてみましょう。そのうち記事にするかもしれないけど)

これから一番適当に見える組み合わせを考えると「這い回る」「人,獣,鳥,魚以外の生物」というところでしょう。

余談ですが、昆虫の「昆」の字はそれ自体「ムシ」を指すそうです。

テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術

4と7のふしぎ

タレントの伊集院光さんが咽頭浮腫で入院中だそうで、彼のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』の10年来のリスナーである僕としては経過が心配で仕方ないのですが、それはそれ。来週以降の放送で、良い経過報告があることを期待するまでに留めましょう。

さて、本日のお題は数の読みかたについて。
まずは、下の行を声に出して読んでください。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10

どのように読みましたか?
おそらくは「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう」と読んだことと思います。
では、今度は10からカウントダウンする方式で読んでみてください。

どうなりましたか?
「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち」となったのではないでしょうか。
強調文字にした4と7、なぜか読み方が変わってしまいます。
他にも、一点、二点……などとカウントする場合にも4はよん、7はななと読まれますし、7341などの数字も「ななせんさんびゃくよんじゅういち」となります。

ちなみに、いち、に、さん……というのは全て音読みなのですが、「よん」と「なな」は訓読み。こんな不思議なルールがどこからきたのかというと……
ラジオやテレビなどの放送が影響している模様。
なんでも、全て音読みのままの場合、1,4,7の発音が聞き分けづらいため、4は「し」ではなく「よん」に、7も「しち」ではなく「なな」にすることで視聴者が間違えずに聞き取れるように配慮したのがこの読み方の始まりだそうです。

なので、ラジオ放送以前からある慣例的な言葉、地名などについては現在でも「し」や「しち」が生き残っているわけです。例を挙げると
「四季(しき)」「四方(しほう)」「四角(しかく)」といった言葉や、京都の「四条大橋(しじょうおおはし)」などの地名。
「しち」にしても、「七福神(しちふくじん)」や「七宝(しっぽう)」「北斗七星(ほくとしちせい)」など。
逆に、「環状七号線(かんじょうななごうせん)」などは比較的最近できたものなので読みが「なな」になっているわけですね。
ちなみに「七草(ななくさ)」や「七光り(ななひかり)」、石川県の「七尾(ななお)」市などは、くっついている文字も訓読みなので、昔から訓訓で読まれていただけのことでしょう。一部の特殊な読み方を除き、熟語は音音または訓訓で読まれるのが基本ですし。
蛇足ですが、その特殊な読み方を指して重箱(じゅうばこ)読み、湯桶(ゆとう)読みなどと呼ぶことは聞いたことがあるかと思います。

テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術