先週はお休みしちゃいました。ごめんなさいm(_ _)m
で、今回はなんとなく地理のお話です。
「九州」という地域に目を向けてみましょう。
現在、九州地方には福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島(+沖縄)の7ないし8県をまとめた地域名です。
はて、これでは「九」州ではないですね。一体「九」という数、どこから出てきたのでしょうか。
時代を少しさかのぼりましょう。明治時代、廃藩置県が行われる以前には、約300もの藩があったといいます。そして、その藩をいくつかまとめた地域を指して国といいました。この「国」を令制国(りょうせいこく)と呼び、平安時代から江戸時代までの長きにわたって使われました。
また、中国の地方の呼称である州に倣い、国のことを州で呼ぶことも多かったようです。
例えば明治維新で大活躍した長州は萩藩、清末藩、長府藩を含んだ長門国の別称(もっとも、萩藩だけで長州藩と呼ぶこともあるみたいですが)。
また、国立大学の信州大学(信濃国=長野県)や甲州ワイン(甲斐国=山梨県)のように、現在でも時折この呼び方は使われていますね。
この調子で九州を見てみるとこんな感じ。
九州で州と呼ばれたのは築州(筑前、筑後)、豊州(豊前、豊後)、肥州(肥前、肥後)、向州(日向)、隅州(大隅)、薩州(薩摩)、壱州(壱岐)、対州(対馬)の8州11国。
このうち、島である壱岐、対馬を除いた9国を指して九国、後に九州と呼ばれるようになったとされています。
この九州の国境ですが、とくに北九州は現在の県境とは大きく異なっています。
以下は参考までに。
福岡県=筑前、筑後、豊前の北部
大分県=豊前の南部、豊後
佐賀県=肥前の北部
長崎県=肥前の南部、対馬、壱岐
熊本県=肥後
宮崎県=日向
鹿児島県=薩摩、大隅
テーマ:地理 - ジャンル:学問・文化・芸術