異常でしたね、ホントに……
あまりの猛暑に脳が溶けてブログの更新ができなかった(ってことにしておいてください(^^;)GUPPYです。こんにちは。
さて、今年の猛暑の記録を並べてみましょう。
全国の気象台、測候所、アメダスを合わせた計821地点のうち、実に101地点で観測史上最高気温を更新。
全国の気象台、測候所計153箇所のうち、85箇所が平年以上の猛暑日日数を記録。
東京消防庁、救急の出動数が過去最高に。熱中症での搬送も約12400件と過去最高を記録。
と、こんなすごい数字が並ぶわけですが。
今年のこの猛暑、「ラニーニャ現象」と呼ばれる気象現象が影響していると言われています。「エルニーニョ現象」は聞いたことがある人も多いでしょうが、ラニーニャ現象は意外と知られていないですよね。
まずは皆さん(名前だけは)ご存知なエルニーニョ現象のおさらいから。
このエルニーニョ、スペイン語で「男の子」という意味をもっています(イエス・キリストを指してエルニーニョと呼ぶこともあるそうです)
通常、赤道付近の太平洋上では赤道海流が東から西へ流れ、また貿易風も東から西へと吹いています。このため、温められた海水は西(フィリピンやインドネシアあたり)へと集められ、東太平洋には深海から冷たい海水が湧き上がっています。このため、西太平洋では高温多雨に、東太平洋では少雨になっています。
エルニーニョが発生すると、赤道海流の流れが弱まることにより暖められた海水が東太平洋へも広がり、冷水の湧き上がりも弱くなります。これにより、西太平洋では少雨傾向が強くなります。また、海水や風の対流が弱くなることにより、赤道付近に熱がたまり、低緯度地域は全体に高温となります。また、中緯度以上の地域についても気圧の変化が緩くなり、季節風が弱まるため、全体に冷夏、暖冬の傾向が強くなります。日本付近では、太平洋高気圧の発達が弱くなることにより、梅雨が長くなるという現象もおこります。
対してラニーニャです。こちらもやはりスペイン語で「女の子」を意味する言葉。かつてはアンチエルニーニョと呼ばれていたそうですが、「キリストに仇なすもの」と読めてしまうことからラニーニャという呼び名をつけたのだとか。
で、ラニーニャですが、こちらはエルニーニョとはまったく逆のことが起こります。
赤道海流が強まり、東西太平洋での海水温差が大きくなり、貿易風が強まります。西太平洋では通常以上に多雨となり、東太平洋では低温傾向が強くなります。また、日本で起こる影響としては、夏季の高温多湿、冬季の低温が挙げられます。また、赤道付近の西大西洋が多雨(=気圧が普段より低い)なことにより、台風の発生がおこりやすく、かつ大型に成長しやすくなっています。(多分、日本の夏季の多湿はこの影響も強いと思います。今年の夏はあまり台風がこなかったので雨量もそれほど多くないのかな、と)
そんなわけで、このラニーニャが続くと、今年の冬は寒いぞ、ということになります。ちなみに2005〜2006年の冬に丁度ラニーニャ現象が発生しており、各地で記録的な大雪が観測されたことは記憶に新しいところではないでしょうか。
やっと連日の猛暑から解放され、街を歩く人たちの顔も徐々に元気を取り戻してきているように感じます。
温暖化の騒がれる昨今、この夏の暑さから「ヤバいぞ地球」と思った人も多いのではないかと思います。
これ以上の夏を体験しないためにも、自分たちにできることが何かを考えるべきときなのではないか。地球がそんなことを言っているように感じた夏でした。
*とはいえ、エルニーニョ、ラニーニャと地球温暖化との関係性は、現在証明されていなかったりします(^^;
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