前回に続き、世の中の大事な数たちをずらずらっと並べてみましょう。
今回は2,3,5の組み合わせの数たちです。
あ、今回は五七調やりません。疲れる上に達成感もなかったし(^^;
それから、「続きを読む」使ってみましょう。長文に耐えられる人だけ、ついてきてください。
では、まずは2×2の4から。
4といえばまず思い浮かぶのは春夏秋冬の四季、東西南北の四方でしょうか。
更に、朱雀、青龍、玄武、白虎の四神や、持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王などもなじみが深いところかと思います(四天王はもはやもとの意味ではなく、○○四天王みたいな形でその道の凄い人4人のことを指すようになっちゃってますけど)
加減乗除の四則計算、起承転結の四コママンガなどなど、4という数字はかなりいろいろなところで使われています。
そして忘れちゃいけないのが、我々『脊椎動物亜門有顎動物下門四肢動物上綱(要は、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類を含む生物学的分類)』の脚の数。四肢動物上綱とあるとおり、みんな脚は4本なんです。
ちなみに蛇なども脚が退化してしまってなくなっただけで分類上はここに入ります。鳥の場合、翼は脚が変化したもの。ヒトにしても、腕は脚です。ドラゴンとかペガサスみたいな、四脚+翼という生き物は、少なくとも爬虫類だったり哺乳類だったりはしないはずです。
続いては2×3の6。
この数字を持つモノたちの中で、一番我々が目にしているのは六面体でしょう。多くの箱、ビルなどなど、一般に言う「四角いもの」はこの六面体になります。……五角錐?確かに六面ですが、こういうのは六面体とは言わない筈、です。ちなみに、立方体と言われる正六面体は数少ない正○面体のひとつ。他には正4,8,12,20面体があります。
あとは五臓六腑の後ろのほう、六腑です。心臓、肺、肝臓、腎臓、脾臓が五臓というのは前回書きましたが、こっちは胃、小腸、大腸、胆のう、膀胱、そして三焦が入ります。中空というか、管形というか、消化、排泄の器官がこっちに入ると考えてもらえば良いかと思います。なお、三焦とは何なのかは現在判明していません。膵臓だとか、丹田だとか、諸説あるらしいですが……
おまけで六韜(りくとう)を挙げておきますか。中国最古の兵法書で、封神演義の主役、太公望の語る兵法論、リーダー論です。
疲れてきたが、まだまだ行きます。
2×2×2の8は主に4を補完するような役割。八方美人とか八面六臂とか、「全部」の意味合いが強い数字です。
逆に、3×3の9は、九助のように「完璧にはちょっと足りない」な意味合いが強かったり。8より9の方が大きいのにイメージでは9の方が足りていない。面白いです。
お次は2×5、10。手の指の数です。
言わずと知れた大事な数。十進法の世界ではじめて桁が繰り上がる数ですね。そんな数字ですから、言葉の世界でも十分とか十全とか、それこそ満ち足りたイメージにあふれています。「一を聞いて十を知る」なんて使われかたを見てもわかりやすいですね。
10のイメージとは別段関係ないですが、食卓でおなじみのエビ・カニはまとめて十脚類に分類されています。
最後に、2×2×3の12とその倍数たち。
無茶苦茶大事な数ですね。12の倍数である24や60までひっくるめて12ファミリーとしてしまうなら、12はそれこそ「時の基準数」という言い方もできそうです。1年は12ヶ月、1ヶ月は30日(これは少々ずれますが、60÷2なので一応ファミリーに入れておきましょう)、1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒。ついでに12年で十二支が一周するし、黄道星座も12個。1世紀が100年だったり、うるう年が4年に1回だったりするのを除けば、時の数の殆どが12ファミリーで構成されていることになります。
ちなみに1ヶ月が30日になったのは月の満ち欠けが30日で一周するから。月が新月になったら言葉のとおり、新しい月に変わるわけです。
おまけで12ファミリーの長兄(笑)、2×2×2×3×3×5の360を。
360といえば、当然思い浮かぶのは円。かつて円とドルの為替相場が固定相場制だった時代、1ドル=360円でした。まあ、yen(円)=circle=360度という連想だったのでしょう。
そもそも円の角度(変な言い方だけど)を360度としたのも、古くは1年が360日で考えられていたから。調べてみると、古代メソポタミア文明では30日×12周が、マヤ文明では20日×18周で1年とされていたそうです。
ああ、そういえば先日、Xbox360なんてゲーム機が出てましたね。あれも、「360度全方向のエンターテインメント体験」がテーマらしいですな。
てことで、数についての説明、以上でした。
長々とお付き合いいただきありがとうございました♪
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